10月の製品紹介(サクラカバ)

34、無垢 桜 カバC(節有) UNI(タテ継)クリアUV仕上
   サイズ 15×90×1,820
   設計価格 8,000円/㎡

 カバノキ科カバノキ属。カバは山地に生育する落葉広葉樹で、高さ25m、太さは1mを超えるくらいに育つ。
北半球の温帯から亜寒帯にかけて40種ほど分布しており、材木として良質なのはマカバである。サクラカバ
とも称されるが、いわゆるサクラとは別種で、色や木目が似ているために高級材のミズメザクラに模して呼ばれる。
 色合いは、辺材は白桃のようなやわらかな白色で、心材は薄桃色から紅褐色までの色差がある。心材と辺材の境界も
明瞭である。
 こうした特徴から、床などで使用すると主張の強い樹種のように思われるが、実際は上品でおとなしいイメージ
を与える。また、経年変化によって辺材の部分が褐色がかっていくが、次第に色の違いが目立たなくなり、
深みのあるつやも出てくる。